伊賀焼き、長谷園の土鍋のかまどさん(2合)。

ф21xH16cm　￥7,500+税

 

ご家庭でのガスコンロで、まるでかまどで炊いたような美味しいご飯が

火加減いらずで手軽に炊きあがってしまうという、こちらの土鍋、その名も“かまどさん”。

ぽってりとした丸みのあるデザインは、2005年度グッドデザイン賞受賞。

そのまま食卓へ出しても絵になるフォルムです。

 

 



 

二重蓋構造になっておりまして

これが圧力釜の機能を果たし、吹きこぼれも防ぎます。

 

とは言っても、今となっては高機能な炊飯器がいくらでも出回っていますし

いくら火加減いらずと謳っていても、火加減が面倒そう・・・

そう思う方も、もしかしたら多いのでは。

私の最初のイメージがそう。

ということで、どれだけ楽に美味しく炊けるのか、実践しました。

 

①2合のお米を研いで、400ccのお水を加え、約20分お水に浸す。

②中蓋と上蓋をセットし、ガスの中強火で約12～14分炊く。

③上蓋の穴からシューッとスチームが出てくるので、その1～2分後に火を止めて20分程度蒸らす。

 

 



 

たったそれだけで、美味しいご飯の出来上がり。

 

ビックリしました。土鍋のイメージ覆りました。

本当に火加減いらず。吹きこぼれ全くなしで手間いらず。

炊いてる間、何も気にせずに、簡単な主菜・副菜も作れちゃう。

中蓋に生卵を入れて炊けば、ゆで卵だって作れます。

更に炊き上げ時間を1分伸ばせば、香ばしいおこげも。

 

蓄熱作用のある多孔性な荒い土を使用した肉厚な容器と

二重蓋で優れた保温性をもっているので

火を切った20分後でもほとんど温度が下がりません。

これは、薪のかまどに出来る残り火を同じ働きをし

火を切っても沸騰を持続しながら徐々に蒸らしに入るので、美味しいご飯に仕上がるのだとか。

 

写真では伝わりにくくて申し訳ないのですが

炊きあがったご飯は、ふっくら、つやつや。

炊飯器で炊いたご飯とは別物、甘くて柔らかい香りで格別の美味しさです。

 

残ったご飯は、水を加えてもう一度炊くと

「お粥」又は「雑炊」にも。

 

洗米から炊き上がりまで、大体1時間。

やはり火を使うので、火元からは離れられなかったり、一定時間は縛られますが

それでも、こんな美味しいご飯のためなら許容範囲レベルかと。

ずっと長く使い続けていきたい、そんな土鍋、かまどさんです。

 

 

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